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駒沢女子大学

駒沢女子大学

本学は、道元禅師の禅の精神を基に、「正念」と「行学一如」を建学の精神とした女子教育を実践し、時代の求める女性を養成しつづけてきました。
「正念」とは坐禅によって正しくものごとを見つめ、とらえていくことです。
「行学一如」とは“学ぶこと”と“実行すること”は一つであるという意味です。
豊かな自然に囲まれた美しいキャンパス、アットホームな校風、学びあい磨きあう友人と教員とのふれあい・・・ここには学問から日常生活まで、身体と心のすべてをかけて打ちこめる環境があります。

交通情報

稲城駅から約7分。駅前バスターミナル2番乗り場より、小田急バス駒沢学園行き・新百合ヶ丘駅行き・柿生駅北口行きに乗車。

各種制度

学校法人駒澤学園 奨学金/独立行政法人 日本学生支援機構奨学金/交通遺児育英会奨学金/あしなが育英会奨学金/地方公共団体奨学金 など

お問い合わせ
大学短大事務部 学生支援課
TEL.042-350-7111

基本情報

都道府県 【東京都】
所在地住所 〒206-8511 東京都稲城市坂浜238
電話番号 042-350-7110 入試センター
カテゴリ 【日本文学・外国文学】【歴史学・考古学・地理学】【家政・生活・住居学】【調理・製菓・栄養】

日本文化学科

コース情報
日本文化・日本史コース | 日本文学・日本語コース

■「和」の心で現代を切り拓く知性と感性を育てます。
大切な日本の文化を学ぶことは、私たちの現在を捉えなおし、私たちの未来を切り拓くことにつながります。文学・語学・歴史・文化論・仏教学・考古学など、さまざまな角度からわが国の文化を総合的に学び、知性と感性とを兼ね備えた現代女性を育成します。

<日本文化を総合的に学ぶ2コース制>
日本文化を学ぶ際に特に重要な視点となる「文化論」「歴史」「文学」「語学」の4領域を「日本文化・日本史コース」と「日本文学・日本語コース」の2つのコースとして設定しました。コースに分かれるのは3年次から。コース決定後でも他コースの授業が履修できるので、幅広い知識を得ながら専門分野を学ぶことができます。

<社会人としての教養を身につける充実した基礎科目群>
大学での学びの基礎となる「基礎ゼミ」(1年次〜2年前期)とともに社会人教養を高めるのが「日本語の基礎・応用・実践」と「現代日本の文化・現代日本文化研究」の2つの科目です。「日本語」科目ではレポートの書き方から社会的な文書の書き方まで学び、「文化」科目では基礎的な地理・歴史の知識を確認しつつ現代の文化を幅広く学びます。

<研究の世界は、身近なところから>
私たちの日常にも日本文化の特質は隠れています。たとえば、日本人の多くは食事の前に「いただきます」と言って手をあわせますが、どうしてこのようなことをするのでしょうか。そして、いつごろから始まった風習なのでしょうか。日本の文化を深く研究していくと、日常生活に対する感覚も変わってくることでしょう。

<ゆるやかに段階を追って深まるカリキュラム設定>
1年次は共通教育科目を中心に「入門科目」で基礎固めをします。2年次になると「特論科目」や「基礎演習」が履修できるようになり、さまざまな科目を受講しながら、どちらのコースを自分の専門とするかを考えます。3年次からはいよいよコースに分かれて、「演習科目」(ゼミ形式)を中心に自分の専門分野を深く学びます。


【取得できる免許、資格】
博物館学芸員★
中学校・高等学校教諭一種(国語)★
学校図書館司書教諭★
ビジネス文書技能検定
ワープロ技能検定
日本語検定 など

★・・・卒業と同時に取得可能な資格

就職先
国語教員、出版・編集業務、企画・営業・販売、学芸員、一般事務、大学院進学 など

国際文化学科

コース情報
国際関係コース | 英語コミュニケーションコース | 観光文化コース

■真の国際人としての教養と行動力を身につけます。
国際文化学科のテーマは「世界」、「文化」、「ことば」です。刻々と変わる世界に目を向け、文化的価値観の違いやことばの問題を考えます。世界で起きている問題を身近にとらえ、今自分たちに何ができるかを考えます。世界から溢れ出る情報を受けるだけではなく、世界へ向かって自分たちの考えを発信し行動する真の国際人となることが目標です。

<テーマは「世界」「文化」「ことば」>
今日の世界はさまざまな問題をかかえ、目まぐるしく変化し続けています。世界情勢を知り、異文化を理解し、ことばを身につける、この3つは国際社会で生きるために欠かすことができません。国際文化学科ではこの3つをテーマに据え、4年間のカリキュラムを考えています。真の国際人としての教養とセンスを身につけ、オリジナルな考えを発信し、積極的に行動できる人材を育てることが目標です。

<専門性の壁にとらわれないゆるやかなコース制>
「国際関係」「英語コミュニケーション」「観光文化」の3コースが設けられ、一人ひとりが明確な目標をもって勉強に取り組めます。また自分のコースの科目だけでなく、他コース・他学科の科目も履修できるので、専門性を追究すると同時に、幅広い視野と教養を育むことができます。

<学外で生きた体験ができる実習科目群>
世界の多様な文化や国際社会の動向を、教室で講義やゼミという形で学ぶことも重要ですが、自らの五感を使って把握する生の体験にまさるものはありません。実社会の仕組みを体験する、海外で英語力を磨き国際交流する、ボランティアの現場に入っていくといった、実体験のできるさまざまな学外実習科目が各コースに用意されています。

【取得できる免許・資格】
中学校・高等学校教諭一種(英語)★
学校図書館司書教諭★
博物館学芸員★
秘書検定
ワープロ技能検定
実用英語検定
TOEIC
TOEFL
通訳技能検定
国連英検
旅行業務取扱管理者
ワープロ技能検定 など

★・・・卒業と同時に取得可能な資格

就職先
国際秘書、NGO(非政府組織)、JICA(国際協力事業団)、公務員、金融・保健・貿易関連企業、英語教員、フライト・アテンダント、グランド・スタッフ、通訳・翻訳者、秘書、外資系・一般企業、ツアー・コンダクター、ツアー・プランナー、観光、レジャー、イベント関連企業 など

人間関係学科

■職場で、地域で、家庭で、他社とともに生きる、自立した女性を目指して

<可能性をひろげ、輝くあなたをみつける4年間>
「コミュニケーション」を切り口に「ビジネス」「社会」「文化」「メディア」「こころ」「からだ」などを多角的に学ぶ、知のフィールドです。
社会生活のさまざまな場面で優れた人間関係(=コミュニケーション)のスキルを発揮し、女性としての輝きを放ち、美しくしなやかに生きる力をはぐくみます。すなわち「社会人力」と「女子力」を兼ね備え、ビジネスでもプライベートでも頼りにされ、好感をもたれる人をめざした、学びの世界が、新しい人間関係学科です。

<広く深い教養と社会でいきるコミュニケーションスキル>
人間関係に関する広く深い教養を身につけ、社会で役立つコミュニケーションの技法を磨きます。
複雑で大きな社会的問題から自分の身近な問題にいたるまで、私たちは、そのすべてに広い視野と深い洞察力をもってのぞむ必要があります。そのためには専門的な知識に裏打ちされたしっかりとした教養が不可欠です。新しい人間関係学科では、社会のしくみ、伝統文化、人間心理のメカニズムなどの理論を学び、大学生としてふさわしい教養をはぐくみます。
この学びのなかで、コミュニケーションのための実践的なスキルの修得をめざします。真のコミュニケーション力とは、相手の語りに耳を傾け、相手の目線にたち、共有する言葉で語り、共感する「場」を作り、可能性を生みだす能力です。
言葉によるコミュニケーション技法だけでなく、心理的な側面から「共感」を生みだす統合的なコミュニケーション技法、化粧・服装・立居振舞などの身体表現によるコミュニケーション技法などを総合的に身につけ、社会のなかで役立てます。

<これからの社会を創る、ポジティブな自画像>
私たちの社会は、依然としてめまぐるしい変化を日々遂げています。これからは、とどまることのないグローバル化の渦に巻き込まれながらも、しっかりとその明暗を認識できなくてはなりません。そして、これまで「経済的豊かさ」の裏側で見落とされがちであった自らの「足元」──ライフスタイル、地域、家庭、環境── を一人ひとりが見直さなくてはなりません。つまり、これまでとは異なる新しい価値観、新しい生き方を創造していく必要が生じるのです。
新しい人間関係学科では、学びをとおして、次世代をいきるための活力を身につけます。講義形式の授業に加え、グループワーク形式の授業を多く行い、主体的に創造し、発信する能力、協働して生みだす能力を育てます。学びのなかで小さな達成感を積みあげ、ポジティブな自画像を描ける女性を育てます。

【取得可能な資格】
博物館学芸員★
日本心理学会認定心理士資格★
ワープロ技能検定
コンピュータサービス技能評価試験

★・・・卒業と同時に取得可能な資格

就職先
公務員、相談員(心理・教育・福祉分野)、学芸員、企画・人事・営業、顧客サービス関連、大学院進学 など

心理学科

コース情報
現代心理学コース|臨床心理学コース

■「こころ」を学び、今という時代を優しく、力強く生きる女性を育てます。
技術の進歩にともなって、私たちが生きている生活環境は劇的に変化しつつあります。
世界は緊密につながり、地球の裏側で起こった出来事が私たちの生活にも影響を及ぼしてきます。 ところが、技術がいくら進歩しても、圧倒的な破壊力を持つ天災によって、生命活動の基盤が一瞬にして揺らいでしまうこともあります。
今という時代、これまで以上に自分の近くにいる隣人と支え合い、そして遠くにいる他者とも「絆」を深め合うことが求められています。
そんなとき、私たちを相互に結び付けてくれるのが「こころ」です。自分や相手の「こころ」を知るところからすべてが始まります。
「こころ」を学び、社会のさまざまな問題に対して広い視野から向き合うことのできる “ 人間力 ” を育てるために、『心理学科』が新設されました。

<「こころ」に関する知識を学び、問題を主体的に解決できる能力を伸ばします>
心理学科では、その前身である人間関係学科「心理と臨床コース」で積み上げたノウハウを活かし、心理学の学習カリキュラムを充実・発展させて、現代のさまざまな問題に対処できる実践的な心理学を体系的に学んでいきます。心理学には長い歴史があり、そのなかで数多くの成果や方法が蓄積されてきました。最初は難しそうだと感じられるかもしれませんが、少しずつ段階的に学んでいくことができれば、きっと理解を深められるはずです。心理学科では、心理学の基礎知識や研究方法を学ぶことによって、情報を収集して分析する力、他者と関わり協働していく力、そして課題に対して主体的に取り組み、適切な方法で解決していく力を育てます。

<「知識と実践」、「受信と発信」をバランスよく学びます>
人の「こころ」について学ぶということは、心理学の知識を増やせばいいというものではありません。いくら知識や理論をたくさん知っていても、それだけでは良い音楽を奏でることができないのと同じように、心理学も知識や理論を知るだけでなく、実際の人間関係の中でそれらを活かせるようになることが、本当の学びだと言えます。心理学科では、受け身の姿勢で知識を詰め込むような「勉強」ではなく、知識を実践につなげていくために少人数のゼミ形式の授業や、実習形式の科目を通して体験的に学び、あわせて自らの考えを発信し、人の考えを受信するという相互コミュニケーションの力を伸ばします。

<心理学をより効率的に学ぶための2コース制>
複雑で奥深い人の「こころ」を研究するために、心理学は多くの専門領域に分かれています。心理学科では、大学の4年間という限られた時間で、自分の興味や関心に合わせて目標を明確にして効率的に学習できるように、「臨床心理学コース」と「現代心理学コース」という二つのコースが用意されています。臨床心理学コースは、こころのトラブルについて学び、援助していく力を育てます。現代心理学コースは、心理学の知見を活かし、現代のさまざまな問題に取り組んでいく力を育てます。コースの枠組みはゆるやかに設定されており、他コースや他学科の科目も履修できるよう、フレキシブルにカリキュラムが組まれています。

【取得できる免許・資格】
臨床心理士(指定校大学院に進学する必要があります)
日本心理学会認定心理士★
博物館学芸員★
社会福祉主事任用資格
児童指導員任用資格
産業カウンセラー
メンタルヘルス・マネジメント検定
ホームヘルパー
医療事務
精神対話士 など

★・・・卒業と同時に取得可能な資格

就職先
臨床心理士(大学院進学)、一般企業(営業、総務、人事、企画、広報、情報関連、対人サービスなど)、公務員(地方公務員、警察官、自衛官など)、医療・福祉サービス(病院・診療所、高齢者福祉サービス、子育て支援、作業所など)、教育サービス(学習塾、予備校、サポートセンターなど) など

住空間デザイン学科

コース情報
インテリアデザインコース | 建築デザインコース

■くらしが変わる。住まいが変わる。そして学びが変わる。

食べる、寛ぐ、学ぶ、働く、遊ぶ、集う、眠る・・・・・・。
わたしたちの暮らしの中には、さまざまなシーンを豊かに彩る空間や道具が存在します。住空間デザイン学科では、建築やインテリアデザインを中心に、家具や陶器、織物などのものづくりとともに、心地よい「くらしの環境」を幅広い視点で提案できる人を目指します。

<文系でもやさしく学べる建築とインテリアデザイン>
建築やインテリアの世界では、女性の豊かな感性と細やかな配慮がますます必要とされています。数学や理科が苦手な人でも大丈夫。文系と理系の垣根を取り払い、デザインの基礎からやさしく学ぶことで、建築やインテリアデザインの世界へ一歩を踏み出します。また家具や器、織物など、私たちのくらしを彩るさまざまなモノのデザインをともに学ぶことができる、多彩なカリキュラムを用意しています。さらに徹底した少人数制により、建築やインテリアデザインをさまざまな視点から深く総合的に学ぶことができる、他にはない独自の建築・インテリアデザイン教育を行っています。

<実践的な授業を支える充実した施設群>
いま、世の中で何が求められているかを知ることが、建築やインテリアデザインの始まりです。そのための実践的な授業を行う施設や設備も大変充実しています。開放的な製図室や、マンションのモデルルームのような「住生活体験室」が備わった「住生活館」、プロの設備が整った家具や陶芸の工房、織物やコンピューターなどの実習室が、日々の学びを支えています。また、建設現場やテレビスタジオの見学会、インテリアの展示会やワークショップの参加など、実際の現場を体験し、モノや人に直接触れる機会を積極的に用意しています。教室から飛び出し、フィールドワークや学外実習、ボランティア活動など、さまざまな体験を通して見聞を広め、“リビングデザイナー”の素養を磨きます。

<夢を実現させるための資格取得と就職サポート>
各教員が学生一人ひとりに合った学びを積極的にサポートしています。必要な科目を取得することで、どちらのコースからでも卒業後、二級建築士の受験資格を得られます。さらにインテリアコーディネーターや商業施設士、福祉住環境コーディネーター、色彩士などの資格を取得できるよう、授業を通じてバックアップし、昨年度は在校生2名がインテリアコーディネーターに合格するなどの実績を上げています。さらに、早いうちから卒業後の仕事に関する情報を提供し、社会人としての心得を身につけます。建築やインテリアに関連する幅広い見識を広め、あわせて社会で必要な知識と素養を習得することで、卒業生はさまざまな分野で生き生きと活躍しています。

【取得可能な資格】
◎一級建築士受験資格(実務経験2年)
◎二級建築士受験資格(卒業と同時)
◎木造建築士受験資格(卒業と同時)
◎博物館学芸員(卒業と同時)
★インテリアコーディネーター
★インテリアプランナー認定資格(実務経験2年)
★福祉住環境コーディネーター
★商業施設士受験資格(実務経験1年)
★商業施設士補認定
★色彩士検定★リビングスタイリスト★CAD検定 など

◎は卒業後、★は在学中に取得可能

メディア表現学科

■情報を「自分らしく」表現し、人と人とをつなげる

情報化社会で重要性が増している情報表現の基礎を身につけ、高度な表現力を磨いていきます。イラストや写真、ムービーなどを使った作品作りを通して、自分を表現する力、仲間と協力して取り組む力を養いながら、幅広い分野で活躍できる知識と技能、リーダーシップを備えた社会人を育成します。

<仕事や社会で生きる学び>
私たちの日常は、携帯電話や電子書籍、テレビ、インターネットなどによって、ますます高度に映像化され、情報が高速で大量に流されています。それにともない、社会のしくみや仕事の種類もさまざまに変化しています。人の心を動かすようなアイデアを生み出し、実現させていくことは簡単なことではありませんが、「自分らしさ」を最大限に表現していくことで実現できることはたくさんあります。一人ひとりの持つ知性と感性、持ち味を伸ばしながら、映像をさまざまな形で表現し、将来社会で生かしていく力を備えた現代女性を育成します。

<バランスのよい学習内容>
授業は、「ビジュアルデザイン」「エディトリアルデザイン」「グラフィックデザイン」を中心に学んでいきます。映像表現の基礎科目は、映像機材やコンピューターの基本を学びます。学年が上がるにつれてより幅広い知識が得られ、発想力や表現力が育ち、企画力や問題解決力が養われます。実践的な専門科目では、高度な表現力を身につけることで、ものを作り社会へ発信する意欲が高まります。また、作品講評や作品展示を通して、自分自身をプレゼンテーションする経験は学内外のさまざまな場面で役に立ちます。ほかに、学外実習指導では、将来の進路を決める手がかりを得ていきます。

<存分に学べる充実の設備>
コンピューターを映像表現のためのツール・環境として活用することを重視し、設備を整えてきました。ビデオ映像、グラフィックデザイン、エディトリアルデザイン、モーショングラフィックス、サウンドデザインなどのソフトも充実し、映像表現に関わるすべての実習を思う存分行える設備が質・量ともにそろっています。また、撮影や音楽の収録・編集のための多目的スタジオや、デッサンなどを行うアトリエもあり、どの施設も課題制作、ゼミ研究、卒業研究、クラブ活動など授業以外でも自由に使用することができます。

【取得できる免許・資格】
博物館学芸員★
色彩士検定 DTP検定
DTPエキスパート認証試験
Web検定
Webデザイナー検定
CGクリエイター検定
フォトマスター検定
マルチメディア検定
パソコン検定
情報処理技術者試験ITパスポート試験
情報処理技術者試験基本情報技術者試験
クロスメディアエキスパート認証試験 など

★…卒業と同時に取得可能な資格

就職先
デジタルクリエイター、CGクリエイター、出版・編集デザイナー、広告デザイナー、Webデザイナー、カラーコーディネイター、映像制作関連企業、IT関連企業、アーティスト、一般企業(広報・宣伝) など

健康栄養学科

■管理栄養士に必要とされる知識と技術を身につけます。

今日では、生活習慣病やメタボリックシンドロームの増加が大きな社会問題となり、また高齢社会における生活の質の向上が強く求められています。
このような社会的ニーズを受け、人間健康学部では、人々が心身ともに健康で生き生きと暮らすことができる、そんな社会の実現に向けて貢献できる人材を養成します。
栄養についての高度な専門知識と実践的な専門技術とを兼ね揃え、また、心の健康にも配慮できる健康管理の真のエキスパートを育成します。
「食」や「栄養」を通じて傷病者の療養や人々の健康維持・増進に寄与できる管理栄養士の育成を行います。すなわち、人体の構造や疾病の成り立ちなどの医学的な基礎を十分に理解した上で、科学的根拠に基づいた栄養指導や健康管理ができる高度な専門知識と技術をもった人材の養成を目指します。

<「臨床心理学」で1ランク上の管理栄養士をめざす>
管理栄養士は、栄養学や基礎医学の知識をベースとして食事や栄養の指導を行い、健康の回復・維持・増進に貢献します。健康栄養学科では、このような身体的な健康管理はもちろんのこと、「心」の健康にも十分な配慮ができる優れた管理栄養士を養成するために、「臨床心理学」や「心理学」を充実させています。これらの知識は人間関係を円滑にし、スムーズな栄養指導やカウンセリングを行うためにも役立ちます。心身両面から健康をサポートできる1ランク上の管理栄養士を目標としています。

<充実した実験・実習科目により実践力を磨く>
専門科目の多くは、講義で学んだ理論や知識を実験や実習で確認し、発展させられるように組み立てられています。健康栄養学科では、施設や設備を充実させることによって、より効果的な実験・実習科目が実践できるよう配慮しています。そのため、管理栄養士に求められる確かな知識や技術を無理なく身につけることができます。また、病院、保健所、学校、事業所、社会福祉施設などの管理栄養士が働く現場を実際に体験する学外実習は、知識や技術をさらに発展させ、実践力や目的意識を高めるために行います。

<「総合演習」により「知」のリンクを完成する>
4年次の「総合演習」では、それまで別々に学んできた個々の専門科目の知識を統合し、総合的な理解を深めます。大学で学んだ内容を単なる断片的な知識にとどめず、相互に関連づけられ統合された幅広い知識として身につけることにより、真の理解を実現します。この総合的な学びを通して応用力を伸ばし、管理栄養士としての業務を行うときに直面する種々の問題にも適切に対応できる実力を養います。もちろん4年間の学びの集大成として、管理栄養士国家試験の受験準備としても効果的です。

【取得可能な資格】
管理栄養士国家試験受験資格
栄養士
食品衛生管理者、食品衛生監視員(任用資格)
社会福祉主事(任用資格)
フードスペシャリスト受験資格 など

就職先
病院、福祉施設、事業所・学校・福利厚生施設、食品関連会社、教育・研究機関 など

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