大学や短大、専門学校独自の奨学金制度ですが、最近では、優秀な学生を囲い込もうと、入試の成績優秀者には学費免除といった制度を設けているところが増えています。
言うまでもなく、大学や短大、専門学校は、学ぶための場です。
勉学に優秀な学生のみならず、スポーツやボランティア活動などに秀でた実績を残している学生に対しては、授業料免除や奨学金給付といった、特待生制度や返還義務のない奨学金制度を利用することができます。
特に近年増加している制度としては、入学試験の成績が上位に入れば、入学金や授業料を給付や免除しようというもので、関東や関西の有名私立大学でも、積極的に導入しています。
中には、4年間の授業料を給付するといった、実質、授業料がタダになるという大学もあるほどで、学業成績が優秀ならば、それに伴う恩恵が受けられるものであり、ぜひ、勉学に励んでもらいところです。
こうした動きは、大学だけではありません。
当然、短大や専門学校にもございます。
ある専門学校は、学業成績をA～Eの5ランクに分け、最高のAランクならば、入学金と2年間の授業料が免除となっており、たとえEランクでも、受験料が免除になるといったものになっています。
繰り返しになりますが、言うまでもなく、大学や短大、専門学校は、学ぶための場であり、その学ぶことに一生懸命な学生を応援しようとする制度があることを、まずは知っておくようにしましょう。
また、学業の成績はそれほどではないけれど、経済的に困窮しているという学生に対しては、給付型ではなく貸与型の奨学金を用意している大学などもあります。
進学前に、こうした奨学金制度や特待生制度などについても、よく調べておくようにしましょう。
